山田裕貴「とんでもないスケジュール クオリティーを上げたい」多忙な日々への思い
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10/20 19:52
俳優の山田裕貴が、書籍『怪人』の発売記念会見に出席した。 本作品は“役に生きる”をテーマに約6年間『TVガイド dan』にて連載していた『山田裕貴の怪人百面相』をアップデートした一冊。書面では掲載しきれなかったアザーカットや撮りおろし写真も掲載される。 本書について「コロナ以降、ファンの人にお金使ってもらうのを映画館に行ってほしいっていう、その思いだけだったので。自分のために何か使ってもらうっていうのが、作品のためだけにしてほしいなと思っていた思いがあったんですけど」と前置きしながら、「熱意を持って“まとめ本にしませんか”と言ってきてくださった。僕が意見をいっぱい言わせてもらって、テーマだからで写真・ページを変えるとかってするのをやめて、お任せして、側から見える僕みたいなのをちょうど連載でも表現していたので、僕の思いより誰かが作る僕でそんな見方でもおもろいかって思った」と発売までの経緯を語った。 そして、連載期間の約6年間で変化があったことを聞かれると「周りの方の対応が変化したこと」を挙げ、「悪いことじゃないんだけど、こんな距離あったっけ」と思うことが増えたことを明かした。また多くの作品に出演していることから「とんでもないスケジュールをどうにかしたい。これは文句じゃなくてクオリティーを上げたい」と向上心を口にし、「いろんな現場で100作以上やってきたから頭ひとひねり心ひとひねりを毎現場続けてどうにかやってきたかもしれないけど、ここから先もっとクオリティーを高めたりもっといろんなハイレベルなものを目指す上で、自分の中に落とし込む時間だったり勉強する時間とアクションなら精度を上げる時間が圧倒的に足りていない」と胸の内を明かした。