大手銀行の中間決算 金利上昇などにより全社で大幅な増益に 円安も業績の追い風
経済|
11/14 19:43
メガバンクを含む大手銀行グループ5社が中間決算を発表しました。金利の上昇などに伴い収益が向上し、全社とも大幅な増益でした。
三菱UFJフィナンシャルグループは営業利益にあたる業務純益が1兆3053億円(前期比+2195億円)となり、中間期としては3年連続で過去最高を更新しました。
純利益も過去最高の1兆2581億円(+3309億円)で、初めて1兆円を上回りました。
三井住友フィナンシャルグループとみずほフィナンシャルグループも業務純益と純利益が過去最高でした。(三井住友、業務純益9182億円
+1473億円、純利益7252億円
+1987億円。みずほ業務、純益6966億円
+1422億円、純利益5661億円
+1503億円)
りそなホールディングスと三井住友トラストグループも増益でした。
企業の資金需要が旺盛で貸し出しが増加したことや、日本銀行の利上げで利ざやが改善して収益が拡大しました。
円安も業績の追い風となりました。