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絶品!北海道でマンゴー栽培 北国の“自然の力”を活用 

経済

09/24 19:41


 SDGs企画をお伝えするテレビ朝日「未来をここから」プロジェクト。南国フルーツの代表格、マンゴーを北国・北海道で栽培する取り組みが始まっています。 ■なぜ北海道でマンゴーが?
 夏を感じさせる鮮やかなオレンジ色に、とろけるような甘さが売りのマンゴー。 「甘くて南国のイメージ」 「南国みたいなイメージ」
 そんな夏の南国がイメージされる生産地が今、変わりつつあります。 ノラワークスジャパン
 中川裕之代表 「ここがマンゴーハウス」
 収穫の時を待つマンゴー。この場所は、北国・北海道帯広から車で10分ほどの音更町です。
 ここで生産されるマンゴーは年間5000玉以上。なぜこれから冬が近付くなか、北海道にマンゴーがあるのでしょうか。 ■北国の“自然の力”を活用 中川裕之代表 「季節を逆転させて作っている。今は9月なので(産地の)宮崎でいうと3月4月のイメージ。12月のクリスマスマンゴーというイメージで作り出した」
 ハウス内の温度を調整することにより、本来は冬が近付くところ、まもなく“真夏”を迎えます。
 取材したこの日も…。外は25℃ほどと涼しいですが、ハウスの中は34℃と10℃近く高くなっています。
 カギは北国の誇る自然でした。 中川裕之代表 「(雪が)1シーズン通して1メートル20~30センチは月に1回程度降る。雪エネルギーを使う。温泉があるので温泉エネルギーとして使うことができるのではと」
 暑い時期は雪の冷気を活用しハウスに冷たい空気を送り込み、冬は温泉の熱でハウス内を暖めています。 中川裕之代表 「自然再生可能エネルギーをうまく使いながらやることにより、自然環境に負荷をかけずに作れる」
 もちろんその味も絶品です。 中川裕之代表 「(北海道は)湿度が低いので、味と繊維質がまろやかになる。本当においしい」

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