11月のコメ相対取引価格 4カ月ぶり値下がり 下落銘柄増&需給緩和見通しが要因か
経済|
12/16 18:22
JAなどの集荷業者と卸売業者の間で取引される2025年産の新米の価格「相対取引価格」が4カ月ぶりに値下がりに転じました。
農林水産省が発表した11月のコメの相対取引価格は、全銘柄の平均で玄米60キロあたり去年より52%高い3万6493円でした。
ただ、3万7058円を付けて過去最高値を更新した10月と比べると565円値下がりしました。
販売数量は10月と比べて27%少ない約24万6000トンでした。
農水省は「10月と比べて下落した銘柄が多く、需給が緩和する見通しも出ているなかで値下がりしたのではないか」と分析しています。
11月は82銘柄のうち43銘柄で値下がりしています。





