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相場の格言「辰巳天井、午尻下がり」が気になる来年の株式市場 上昇後は反落に警戒

経済

12/22 09:32


 先週の日経平均株価は上値が重く、5万円を割り込む展開が続きました。 根津アジアキャピタルリミテッド
 河北博光氏 「日銀の政策決定会合への警戒感もあり、米国でのオラクルをはじめとするAI関連株が下落する局面で、日経平均も大きく値を下げる展開」
 今年も残り1週間ほど。今年はトランプ関税の影響で4月に3万792円まで下落しましたが、AIバブルや高市トレードなどを追い風に一時2万円以上上昇しました。
 来年の午(うま)年を前に市場関係者の間では、去年の辰(たつ)年や今年の巳(へび)年の上昇後は反落しやすいとされる「辰巳天井、午尻下がり」という相場格言が意識されているといいます。
 日経平均株価の年間騰落率を1951年から去年まで干支(えと)ごとに平均したグラフを見てみると、午年だけ下がっているのが分かります。 「12月の相場は『掉尾(とうび)の一振(いっしん)』と言い、最後に値を上げる展開が多いが、相場格言では『辰巳天井、午尻下がり』と言いまして、昨年と今年は相場が比較的強い年。来年は相場が下げやすいという格言もある。ややそこに注意する人たちがいる」 (「グッド!モーニング」2025年12月22日放送分より)

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