27年ぶり長期金利2.1% 為替も一時2円ほど円安 財政悪化へ警戒感
経済|
12/23 09:08
およそ27年ぶりの高い水準まで上昇しました。
長期金利の指標となる10年物国債の利回りは、日銀による政策金利引き上げを受けて上昇し、22日は一時2.1%台まで上昇しました。
日銀が今後も段階的に利上げを続けるという見方が広がり、国債を売る動きが強まったほか、政権の積極財政による財政悪化への警戒感が高まっています。
長期金利は住宅ローンの固定金利や定期預金の利息などに影響します。
木原稔官房長官
「政府としては日銀と連携をしつつ、その影響をよく注視していく考えです」
一方、為替市場では日銀の利上げ決定後、一時2円ほど円安に振れ、22日も1ドル=157円台で推移しました。
東京海上アセットマネジメント
中川喜久氏
「植田総裁の発言の中で金利上昇のペースについては、どちらかというと緩やかなものになるだろうというニュアンスのハト派的なコメントがあった。債券市場と為替市場で受け取り方が異なったのかなと」
(「グッド!モーニング」2025年12月23日放送分より)





