豊かさの目安となる1人あたりの名目GDP（国内総生産）で日本は順位を2つ落とし、過去最低の24位となりました。
　内閣府が発表した2024年の1人あたりの名目GDPで日本は3万3785ドルとなり、OECD（経済協力開発機構）の加盟国38カ国中、24位でした。
　前の年は22位でしたが、スペインとスロベニアに抜かれ、21位の韓国から遠のきました。
　日本の名目GDPを円で換算すると、前の年よりも3.7％増加しましたが、円がドルに対して約8％低下したことでドル換算で目減りしました。
　トップはルクセンブルクの13万7491ドルでした。
　世界のGDPに占める日本の割合は3.8％と、2005年の10.2％から縮小が続いています。