1300円引きも!JA直売所やスーパーでコメ値下げ
経済|
03/10 20:13
高騰が続いてきたコメに値下がりの兆しが見えてきました。JAの直売所やスーパーでは大きく値引きされ、なかには「1300円引きの銘柄米」も店頭に並び始めています。
■コメ値下げ
JA直売所やスーパー
ガス炊飯器で炊いたホカホカのご飯。埼玉県産のコシヒカリです。高騰が続いていた銘柄米。ところが今、産地のブランド米が次々と値下げされています。
10日、番組が向かったのは埼玉県の中部に位置する川島町。JA埼玉中央が運営する「川島農作物直売所」です。70代の女性が買ったのは…。
70代の人(2人暮らし)
「一番安いコメ。値段が安いから食べてみようかと思って買った。(これまで)高かったから、少しでも安いコメ」
この直売所で一番安いコメが「彩のかがやき」です。玄米が税込みで1キロ700円、5キロでは3500円。埼玉県のオリジナルブランドで、「コシヒカリ」と「ササニシキ」の系統を受け継いでいます。
80代の人(3人暮らし)
「色々、種類がある。うちはコシヒカリ。有機(栽培の)コメがある」
80代の男性は5キロのコメを2袋購入。江戸時代、川越藩に献上されていたという地元・川島産の由緒あるコシヒカリです。
JA埼玉中央
川島農産物直売所
瀬上俊所長
「この場で玄米を量って精米して販売。精米は(無料)サービス」
最新のコメの平均価格は税込みで4073円。3週連続の値下がりとなっています。JAの直売所では銘柄米がすべて5キロ3000円台と平均よりも安いため、まとめ買いする人たちが続出。
50代の人
「5キロを3つ。(神奈川の)実家に帰るのにお土産」
60代の男性は「お蔵米コシヒカリ」を3袋、15キロ分抱えています。
60代の人(3人暮らし)
「(3袋で)1万1700円。うちの分だけじゃない。おじいちゃん、おばあちゃんの分もある」
こうしたなか、農家などが協力して毎日、夜明け前から地元のコメを使った手づくり弁当を作って直売所で販売しています。
お蔵工房
深谷君子代表
「炊いた時だけおいしいではなく、夕方になってもおいしい。味は負けない。自慢」
コメ農家
道祖土敏江さん
「(Q.農家?)そう。お米作ってます」
「(Q.農家さん自身でおにぎり握るって珍しい)ありがたいですよ」
地元産コシヒカリのおにぎり2つとから揚げ、ゆで卵が入って350円です。
■JA直売所
平均よりも安いワケ
JA埼玉中央
川島農産物直売所
瀬上俊所長
「1月になって1キロあたり30円引きで販売を開始。売れ行きも段々、良くなったので、3月14日から50円引きで9日間特売をして動きを見る」
すでに30円値引きした価格から、さらに50円引きで販売します。その背景には主に2つの理由が…。
JA埼玉中央
川島農産物直売所
瀬上俊所長
「近隣の販売所が安くなった。コメが通常の年より残っている。このままだと新米の切り替え時期まで(コメが)残るので、スムーズに切り替わらない可能性。もっと売れてほしいというのが一番」
■1300円引きも
いつまで安い?
全国展開するスーパー「Aコープ」。10日、福井市の店舗ではコメの特売を独自に開催しています。
Aコープやしろ店
山上剛副店長
「きょうに限ってだが、通常5280円(税別)→特売3980円(税別)」
福井県のブランド米「いちほまれ」は通常価格が5キロ税抜きで5280円のところ、10日は特売で1300円引きの3980円に。また、3月いっぱいは通常よりも700円値引きして販売するといいます。
Aコープやしろ店
山上剛副店長
「『これくらいの価格で販売したい』と卸業者に伝えて、卸業者も納得してもらったので、この価格で出せる。『高い』『コメ離れ』と言われるなかで少しでも食べてほしい思い」





