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緊急値下げ続々“お得な買い時”いつ? 銘柄米も3000円台に

経済

04/10 18:55


 10日午後、コメ価格が発表され、銘柄米が1年1カ月ぶりに3000円台となりました。スーパーでも「緊急値下げ」が相次ぐなか、いつ買うのがお得なのでしょうか。 ■「銘柄米」も3000円台に
 埼玉県川口市のスーパー。売り場でひときわ目立つのが…。 新鮮市場
 東本郷店
 飯田智成店長 「きのうPOPを書いたばかり」 「(Q.緊急というのは)いや、もう緊急ですよ。急きょ下げました」
 しかも、値下げしたのはブレンド米ではなく銘柄米です。 飯田店長 「(1カ月前と比べて)約700円引き。利益は削ってやっている」
 他にも、新潟の銘柄米(新之助米)は400円値下げして税込み3886円。山形の銘柄米(雪若丸)も税込み3866円。銘柄米の多くが3000円台で売られていました。
 喜ぶのは、もちろん客です。 雪若丸を購入(50代) 「安かったことと食べたことなかったから、この値段なら食べてみようと思う。最近安くなったのでうれしい」
 そして、10日午後に発表された銘柄米の平均価格にも動きが。去年2月以来、1年1カ月ぶりに3000円台となりました。
 一体なぜ、銘柄米が安くなっているのでしょうか。理由の一つが、あの高級銘柄米の動きです。 飯田店長 「新潟県コシヒカリ、秋田県あきたこまち、このコメが下がれば他のコメも必然的に下げざるを得ない」
 コメの価格には、実は指標があります。新潟県産コシヒカリ、秋田県産あきたこまち、この2つが下がると他の銘柄も値下がりしやすいといいます。 飯田店長 「他のコメが下がるのと違う。人気のコメ、おいしいコメ、コメの生産地、2つは絶対的に目立つコメ」
 実際に店では12日の特売日に…。 飯田店長 「新潟県産コシヒカリ。このコメで3199円(税抜き)。当日、目玉で売っているので利益は本当に少ししかない。それほど値段(仕入れ)が安くなってきた」
 では、なぜ代表的な銘柄米まで値下げされているのでしょうか。 飯田店長 「3~4カ月先に新米が出てくると、今のコメは問屋さんの方も出さないといけない。売り切らないといけない」
 スーパーがコメを仕入れる卸売業者の倉庫には、去年収穫されたコメが多く残っているといいます。新米が出るまでに倉庫を開ける必要があるため、スーパーに安く卸しているのです。
 横浜市の精米店にも…。店内には全国各地のブランド米が玄米で販売されていて、そのほとんどが「値下げ」「セール」と書いてあります。 農家産直米すえひろ
 荒金一仁代表 「常時値引きをしているのは初めて」
 店頭で扱うコメはおよそ50銘柄。そのうち10種類以上で値下げ。なかには何度も値札を変えているものも…。 荒金代表 「佐賀県のブランド米、秋の段階では1キロ1230円でしたが、本日から大きく値段を下げて880円に」
 背景にあるのが去年の仕入れです。 荒金代表 「(店では)去年売るコメが全くなかった。各生産者に1.5~2倍の青田買い、田植えをする前から予約していた」
 その結果、在庫を抱えすぎたといいます。そして、影響は新米にも…。 荒金代表 「沖縄県の石垣島から日本一早い新米を毎年取り扱い。今年は残念ながら(仕入れを)見合わせた。去年産のコメがたくさんあるから」 ■コメ値下げ“お得な買い時”は?
 銘柄米に広がる値下げの波。では、この先一番お得に買えるタイミングはいつなのでしょうか。コメの流通に詳しい精米店に聞きました。
 新米が出回る前がポイントだといいます。 荒金代表 「損切りをしてでも6~8月は売り切りを目指していくので、もっと下がると思う。客に金額的に受け入れてもらえるのは、5キロ換算でズバリ3500円くらいでは。6月ごろからなんとかその数値に近付いてくるのでは」
 新米が出回るまで数カ月、値下げの動きが続き、最大の買い時は6月。銘柄米が5キロ税込みでおよそ3500円。この水準まで下がる可能性があるということです。

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