日本版GPS衛星「みちびき」の最新機を公開
経済|
11/27 23:59
日本版GPS(全地球測位システム)を担う準天頂衛星システム「みちびき」の最新の機体が公開されました。
三菱電機などが公開したのは、みちびきの6号機です。
電波によって位置情報などを測ることが可能で、日本版GPSとも呼ばれています。
現在、4機体制で運用されていて、アメリカのGPSなどと一緒に活用することで日本の位置情報の誤差を約10メートルから6センチメートル以下に抑えることができるということです。
2025年度までにこの6号機含めた3機の打ち上げが予定されていて、2026年度から7機体制の運用が始まる見込みです。
これによって他の国のシステムに頼らず、みちびきだけで位置情報を測ることができるようになります。
内閣府
宇宙開発戦略推進事務局
三上建治参事官
「これからの未来の我が国のデジタル社会、スマート社会を作っていく一つのインフラになろうと」
自動運転やドローン、物流など幅広い分野での活用も期待されています。