イスラエル軍はガザ地区南部ハンユニスに避難している市民らに退避を要求しました。大規模な攻撃が実施される可能性が高まっています。
　イスラエル軍の報道官は1日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスなどに避難している市民らに対し、安全な区域に退避するようSNSで呼び掛けました。
　先月にはガザ北部で退避要求が出た直後に砲撃や無人機による攻撃があり、市民が犠牲となりました。
　今回も同様に、ハンユニスへの攻撃が近く実施される可能性が高まっていて、住民は退避を始めています。
　退避要求が出ている地域には人道支援物資の輸送路になっている検問所の周辺も含まれているため、物資の搬入が止まり、人道危機が悪化することが懸念されています。