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英総選挙14年ぶり政権交代へ 出口調査で労働党が“圧勝”

国際

07/05 12:54


 イギリスの総選挙は出口調査で野党・労働党が単独過半数を獲得し、14年ぶりの政権交代となる見込みです。
 (醍醐穣記者報告)
 ロンドン中心部の開票所です。夜を徹した開票作業が行われています。今、最後の確認作業が行われていますが、赤い印が付けられているのが労働党候補に入った票です。かなり多くの票が集まっているのが分かります。
 出口調査では労働党が過半数を獲得し、圧勝すると予測しています。
 選挙の争点は経済と移民政策などです。
 去年11%を超えていたインフレ率はスナク政権下で、落ち着いてきていますが、話を聞いた人の多くは依然として生活が厳しいと訴えています。
 前回、保守党が大勝した選挙の争点、EU=ヨーロッパ連合からの離脱は、世論調査で半数以上の国民が間違いだったとしていて、変化を求め労働党に投票する人が多くみられました。
 そうしたなか、移民政策などで過激な方針を掲げる右派ポピュリスト政党が、保守層の受け皿になっていて13議席を獲得するとの予測が出ています。
 投票結果はこのあと数時間以内に発表される予定です。労働党のスターマー党首は先ほど地元の支持者の前で「役割を果たす時が来た」と勝利宣言を行いました。

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