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米民主党内でバイデン氏への撤退論が再燃

国際

07/18 10:10


 秋のアメリカ大統領選挙に向けて、バイデン氏に選挙戦からの撤退を求める動きが民主党内で再燃しています。
 バイデン氏は17日、大統領選の激戦州であるネバダ州を訪問していましたが、新型コロナウイルスの検査で陽性が確認され、自宅へと戻りました。
 こうしたなか、民主党の有力な下院議員が「バイデン氏がトランプ氏を打ち負かすことができるのか、深刻な懸念を持っている」として、バイデン氏に対し撤退を求めました。
 トランプ氏の銃撃事件が起きてから、民主党内で撤退を求める声が出るのは初めてです。
 一方、バイデン氏は16日のインタビューの中で、選挙戦を見直すのは「何らかの病状が現れ、医師から直接、指摘を受けた時だけだ」と述べ、「まだまだやり遂げることがある」と強調しています。
 バイデン氏の撤退論を巡っては、8月19日から開かれる民主党大会の前に、大統領選の候補を「オンライン投票」で指名するかどうかが今後の焦点となっています。
 通常は大統領選の候補は党大会での投票で正式に指名されますが、今回はオハイオ州での投票用紙を巡る手続き上の問題を受けて、民主党は党大会の前に「オンライン投票」で候補を指名すると5月に発表していました。
 しかし、テレビ討論会の後、バイデン氏を取り巻く環境が一変したことで、党内の一部からは「オンライン投票」はバイデン氏の撤退論を封じ込めるものだと反発の声が出ています。
 党内の混乱もあり、CNNは「オンライン投票」が8月1日より早く行われることはないと伝えています。

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