パリオリンピックを巡って選手への誹謗中傷が問題となるなか、中国・北京の警察当局はSNS上で中国代表の卓球選手を中傷したとして29歳の女の身柄を拘束しました。
　北京市の公安当局は6日、公式アカウントで中国代表同士が争ったパリオリンピックの卓球女子シングル決勝の後に一部のネットユーザーが「選手やコーチを中傷する情報をSNSに掲載した」と発表しました。
　その後の捜査で、29歳の女について「情報を捏造（ねつぞう）し、公然と他人を中傷し、社会に悪影響を与えた」として身柄を拘束したと明らかにしました。
　中国でもオリンピックに参加した選手に対する誹謗中傷が広がっていて、SNSの運営会社は問題のあるアカウントを閉鎖するなどの措置を取っています。