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ウクライナによるロシアへの越境攻撃にプーチン大統領「大規模な挑発行為だ」

国際

08/07 23:18


 ウクライナによるロシアへの越境攻撃を受け、プーチン大統領は「大規模な挑発行為だ」と牽制(けんせい)しました。 ロシア
 プーチン大統領 「ウクライナはまたも大規模な挑発を行った。民間施設、住宅、救急車に対してミサイルを含む様々な兵器で無差別に攻撃している」
 プーチン大統領は7日、政府の会議で戦闘が続くロシア西部のクルスク州について発言し、閣僚らに負傷者らへの最大限の支援を指示しました。
 この後、国防大臣らと会談して対応を協議します。
 ロシアの軍事ジャーナリストらは最大で2000人のウクライナ軍兵士が国境沿いに集まり、約400人がロシア領内で戦闘中で、複数の村を制圧したとの見方を示しています。
 また、ウクライナ軍はクルスク州スジャの天然ガス施設を制圧したとみられます。
 この施設はヨーロッパへの天然ガス輸送の拠点となっています。
 クルスク州のスミルノフ知事代行は周辺住民数千人が避難したと発表しました。
 一方、独立系メディアは多くの地元住民は当局が避難を手伝ってくれず、宿泊先も見つからないと不満を述べていると報じています。
 現地では水や電気の供給も止まっているということです。
 ウクライナによるロシアへの越境攻撃は6日から続いていますが、ウクライナ政府はクルスクへの攻撃についてコメントしていません。

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