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王室離脱したヘンリー王子、曾祖母エリザベス皇太后の莫大な遺産相続へ

国際

09/14 14:05


 イギリス王室を離脱したヘンリー王子が、今月15日に40歳の誕生日を迎えます。この誕生日に合わせ、曽祖母が残した莫大な遺産を相続する予定です。
 イギリスメディアによりますと、エリザベス女王の母で、ウィリアム皇太子やヘンリー王子の曽祖母にあたるエリザベス皇太后(2002年没・享年101歳)は、所有する莫大(ばくだい)な資産のうち1900万ポンド、日本円でおよそ35億円を超える資産をひ孫たちのために信託基金として残しました。
 21歳と40歳の誕生日に非課税で受け取れるようになっていて、ウィリアム皇太子とヘンリー王子の40歳の誕生日分として800万ポンドおよそ15億円が割り当てられていました。
 ヘンリー王子は今月15日に40歳の誕生日を迎えますが、イギリスメディアは王位を継承するウィリアム皇太子よりもヘンリー王子が多額の遺産を受け取る可能性があると報じています。 ロンドン市民 「公平に分けられるべきだと思う。家族間、兄弟間でも常に公平であるべき。そうすれば家族の間に亀裂が入ることはない」 「遺言を書いた時点では将来何が起こるかなど誰にも分からないですよね。皇太后の希望なのだから、尊重しなければならないですね」
 ヘンリー王子は誕生日を前にBBCの取材に対して、「30代は不安だったが、40代は楽しみだ」などとコメントしています。
 誕生日は、自宅のあるアメリカ・カリフォルニアで家族や友人たちとともに祝うということです。

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