ノーベル生理学医学賞に米研究者2人 遺伝子制御に重要な役割「マイクロRNA」発見
国際|
10/07 23:59
今年のノーベル生理学医学賞が発表され、遺伝に関する研究を進めたアメリカのビクター・アンブロス教授とゲイリー・ルブクン教授が選ばれました。
2人は遺伝子の制御に重要な役割を果たす「マイクロRNA」という分子を発見し、生命の成り立ちに欠かせない新たな仕組みを明らかにしました。
マイクロRNAはDNAから遺伝情報をコピーするmRNAをコントロールし、細胞内で作られるたんぱく質の量を調節しているということです。
マイクロRNAに異常があると、がんなど様々な病気を引き起こす可能性があります。
今後の研究で病気の早期診断や治療への応用が期待されています。