北朝鮮の国防省は、韓国から飛来し墜落した無人機を平壌市内で発見したと発表しました。「韓国軍所有の無人機と同型機」としています。
　19日付の北朝鮮メディアは、国防省報道官の発表として「13日に平壌市内で墜落した無人機を発見した」と報じました。
　回収して調査した結果、1日の「『国軍の日』に韓国軍が公開していた『遠距離偵察用の小型ドローン』と同型機だ」と説明しています。
　韓国国防省はこれまで、無人機の飛行について「確認できない」としていますが、北朝鮮側は「韓国の敵対的な主権侵害が明確になった」と強調しています。
　そのうえで、「平壌と軍事境界線付近の警戒を強化」し、「韓国側が再び、主権を侵害すれば宣戦布告とみなし、即時、報復攻撃を行う」と警告しています。