韓国大統領府の国家安保室長が、北朝鮮が年内に再び偵察衛星打ち上げを行う可能性が高いとの分析を明らかにしました。
　韓国の申源シク（シン・ウォンシク）国家安保室長は24日のテレビ番組で、北朝鮮の軍事偵察衛星打ち上げについて「年末までに行われる可能性が高い」という分析を明らかにしました。
　ロシアからの技術支援を受けて発射システムを改良し、エンジン燃焼実験を繰り返したため時間がかかったという見方を示しています。
　準備は最終段階に入ったとする一方、衛星ロケットの運搬など差し迫った兆候はないとしています。
　北朝鮮は今年、3基の衛星打ち上げを宣言していましたが、5月に打ち上げに失敗し、それ以降、再打ち上げは行われていません。