ルーマニア大統領選挙が24日に行われ、ロシアを称賛する候補が第1回投票で勝利しました。SNSを駆使した選挙戦を展開し、若い有権者の支持を得たとみられます。
　ウクライナに隣接するルーマニアで24日、大統領選挙の第1回投票が行われました。
　ロイター通信などによりますと、ロシア寄りの主張をしてきた極右のジョルジェスク候補が得票率約23％で首位になりました。
　ジョルジェスク候補はウクライナ支援に批判的で、NATO（北大西洋条約機構）の加盟にも疑問を投げ掛けています。
　ジョルジェスク候補は、ティックトックやユーチューブなどを使い選挙戦を展開し、若い有権者の支持を得たものとみられます。
　大統領選挙はどの候補も過半数に達しなかったため、来月8日に中道左派の野党ラスコニ候補との決選投票が行われる予定です。