「クリミア戻らずNATO加盟ない」トランプ氏 ウクライナに和平迫る
国際|
08/18 14:04
アメリカのトランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領との会談を前に、クリミア半島とNATO加盟を諦めれば「戦争を終わらせることができる」などと主張しました。
トランプ氏は17日、SNSに「ゼレンスキー大統領は望むならすぐにでもロシアとの戦争を終わらせることができるし、戦い続けることもできる」と書き込み、戦争終結はゼレンスキー氏の決断次第という考えを示しました。
一方で「クリミア半島は戻らず、ウクライナのNATO加盟はない」とも書き込み、ロシアが事実上併合したクリミア半島の割譲を認め、NATO=北大西洋条約機構への加盟を諦めることが和平交渉の条件になると示唆しています。
これに対し、ゼレンスキー氏もSNSでトランプ氏との会談を控え、ワシントンに到着したと明らかにし、領土を諦めない考えを改めて示しています。