北京などで義務教育化の「AI模擬授業」公開 サービス貿易博覧会
国際|
09/11 08:03
中国政府が主催するサービスや貿易に関する展示会が北京で開幕し、AIを使った模擬授業が公開されました。
北京で開幕したサービス貿易博覧会には、日本を含む85の国と国際組織から2000社近くの企業が出展しています。
中国政府はAI人材の育成などに力を入れていて、会場では北京や天津などの小・中学校で今月から義務教育化されたAIを使った模擬授業が行われました。
中国の民間企業が開発したこの教育システムには、中国の新興企業「ディープシーク」やIT大手「テンセント」などのAIプラットフォームが導入されていて、すでに全国1000校以上で利用されているということです。
飛象星球教育研究院
蒋沁君常務副院長
「AI技術が全科目の授業に実用化されるのは必然の流れです。AI能力は基本能力で今後の人材にとって非常に重要なことです」
AIは便利な半面、使い方により危険も指摘されますが…。
蒋沁君常務副院長
「AIの論理や利用時の限度を小学校一年生から教え始めます。実用する時に科学技術への恐ろしさを持ちながら、技術を乱用しない、限界を突破しないことも教えています」