トランプ氏支持者に人気の論客 討論イベント中に銃撃され死亡
国際|
09/11 12:15
アメリカのトランプ大統領を支持する若者や学生の代表格として知られる保守系の政治活動家が銃撃され、死亡しました。
10日、西部ユタ州の大学で保守系の活動家として知られるチャーリー・カーク氏が、討論イベントの最中に銃撃され、死亡しました。
目撃者
「(講演中に)チャーリー氏と話してから10~20秒後に振り返ると彼が首を撃たれて、血が噴き出ているのを見た」
キャンパス内のおよそ180メートル離れた建物から撃たれたとみられていますが、容疑者は明らかになっておらず、FBIなどが捜査を続けています。
カーク氏は全米の大学に支部を持つ保守系政治団体の設立者で、学生たちと自由に討論をするスタイルの集会で知られていました。
自身の著書では「高等教育は詐欺だ」など、過激な文言で大学がリベラル寄りに偏向しているなどと主張を展開していました。
アメリカ
トランプ大統領
「アメリカの闇の瞬間だ。若者を政治に参加させることが彼の役割だった。そして誰よりもうまくそれをやり遂げた」
トランプ大統領は異例のビデオメッセージをSNSに投稿し、死を悼みました。
カーク氏はトランプ氏の熱烈な支持者として知られ、去年の大統領選では若者の票集めに貢献したとして、1月の就任式にも出席していました。
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