イスラエル軍がガザ市に地上侵攻開始 最大都市に現在も70万人残留か
国際|
09/16 23:59
イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザの中心都市・ガザ市を制圧するために地上侵攻を開始しました。
イスラエルメディアによりますと、ネタニヤフ首相は16日、「強力な作戦を開始した」と述べ、北部にあるガザ市の地上侵攻に乗り出したことを明らかにしました。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、軍が15日の夕方にガザ市への大規模な空爆を実施し、その後、地上侵攻を始めたと伝えています。
イスラエルの当局者は、ネタニヤフ政権がイスラム組織「ハマス」の壊滅を目的としていると主張したとしています。
この地上侵攻に関してイスラエルを訪問していたルビオ国務長官は、トランプ政権は支持をするが迅速な実施と早期終結を求めたいうことです。
ガザ市には70万人ほどがとどまっていると推定されています。
ハマスが拘束する人質をガザ市の地上に移動させているとの指摘もあり、人質の家族らからは政府への非難の声も上がっています。