チンパンジー“ビール飲みたい!” 果実で毎日1本分アルコール摂取 3千万年前から?
国際|
09/19 14:29
残暑が続くなか、「まだまだビールが飲みたい!」…。そんな気持ちは、祖先が同じチンパンジーにも受け継がれていたようです。
アフリカに生息する野生のチンパンジー。口いっぱいに頬張るのは発酵したイチジクやスモモです。
アメリカの研究チームが果物のアルコール含有量を調べたところ、チンパンジーは1日あたり、ラガービール350ミリリットル缶1本に相当するアルコールを摂取していました。
また、最もアルコール成分が多い果物を一番好んで食べていたということです。
研究者は「チンパンジーは酩酊(めいてい)するほどは摂取しないが、アルコールは仲間と絆を築く一つの方法では」と話しています。
人類とチンパンジーの祖先は同じで、私たちとアルコールとの付き合いは、3000万年前から始まった可能性があります。