米軍 ベネズエラ沖で「麻薬運搬船」を攻撃 米国防長官「密輸が続き限り攻撃を継続」
国際|
10/04 04:19

アメリカのヘグセス国防長官はベネズエラ沖で麻薬を積んでアメリカに向かっていたとする運搬船を攻撃したと発表しました。
ヘグセス国防長官は3日、トランプ大統領の指示に基づき、ベネズエラ沖の公海上で麻薬を積んでアメリカに向かっていた運搬船を攻撃したと明らかにし、SNS上に攻撃の様子を収めた動画を投稿しました。
攻撃によって「麻薬テロリスト」の男4人が死亡したとしています。
運搬船を攻撃する動画が公表されたのは9月2日以来、今回で4回目です。
アメリカ軍による殺害を伴う運搬船への攻撃を巡っては、法的な根拠を疑問視する見方が出ていますが、ヘグセス長官は情報機関によって船が麻薬の密輸に関与していることを確認したとして、アメリカへの密輸が続く限り攻撃を継続すると強調しました。
また、アメリカメディアはトランプ大統領が2日までに、中南米を拠点とする麻薬組織と「武力紛争の状態にある」などと議会に通知し、運搬船の攻撃を正当化していると報じています。
画像:ヘグセス国防長官のXから