ガザ和平協議解放する人質名簿交換 主張に隔たりも…米特使など参加し協議本格化
国際|
10/08 18:39

ガザ地区の戦闘終結に向けた和平協議が3日目を迎えるなか、イスラム組織「ハマス」とイスラエルが解放する人質などの名簿を交換したことが分かりました。
ハマスは8日、仲介国が和平案の実施に向けた障害を取り除くために尽力していて、「楽観的な雰囲気が広がっている」と声明をだしました。
また、3日目となるイスラエルとの間接交渉では、ハマスが解放する人質とイスラエルが釈放するパレスチナ人の名簿をそれぞれ交換したことも明らかにしました。
8日からはアメリカのウィトコフ中東担当特使やカタールのムハンマド首相兼外相も加わり、協議が本格化しています。
ただ、ハマスの武装解除やイスラエル軍の撤退の時期などに関して双方の主張に隔たりがあり、合意にこぎつけられるか正念場を迎えています。