児童ポルノ閲覧「芸術だ」 “有罪判決”サッカー協会幹部
国際|
10/08 18:44
■U-20日本代表元監督
児童ポルノで逮捕
地元メディアによりますと、サッカーU-20日本代表の元監督は見ていた少女の裸の画像について、少し恥ずかしそうに弁明したそうです。
U-20日本代表
影山雅永元監督(地元メディアから)
「これは芸術だ」
日本サッカー協会の幹部・影山技術委員長(58)。
事件はU-20のワールドカップ視察のため、経由地のフランスに向かうエールフランス機で起きました。
快適なビジネスクラスにいた影山氏。ノートパソコンでわいせつな画像をスクロールしているのを見て複数の客室乗務員が愕然(がくぜん)としたといいます。
■フランスで裁判
影山氏の主張
6日に現地フランスで裁判が開かれると、こう主張。
U-20日本代表
影山元監督(地元メディアから)
「これは芸術だ。AI(人工知能)が生成した画像だ。フランスで禁止されているとは知らなかった」
■フランスへの10年間の入国禁止など
影山氏の裁判はパリ近郊にある裁判所で開かれました。裁判所は執行猶予付きの有罪判決を言い渡し、フランスへの10年間入国禁止などを命じました。
執行猶予付きの懲役1年6カ月、日本円で約88万円の罰金などが科せられたといいます。
■日本サッカー協会から契約を解除される
即日、釈放された影山氏。日本サッカー協会から契約を解除されました。
日本サッカー協会
「お騒がせしていることについて謝罪はあったと報告を受けている」