中国商務省はアメリカのトランプ大統領が中国側のレアアースなどの輸出管理に対抗し「100％の関税を課す」と発表したことに対し、「断固とした措置を取る」と、強く反発しました。
　中国商務省は、自らが行ったレアアースなどの輸出管理については、「法律に基づいた正常な行為」で、影響は限定的だと強調しました。
　そのうえで、先月の米中協議後も、アメリカが中国の船に対して港湾使用料を取る措置を強行しようとしていることなどを念頭に「アメリカが協議の雰囲気を壊している」と不満を述べています。
　また「高関税で脅すのは中国との正しい付き合い方ではない」としたうえで「アメリカが独断専行を続けるなら、中国も断固として相応の措置を取る」と述べ、さらなる対抗措置を取る考えも示唆しています。