ウクライナに“トマホーク供与”で牽制 米トランプ氏 戦闘終結でロシアに警告
国際|
10/13 12:57
アメリカのトランプ大統領はロシアが戦闘の終結に応じなければウクライナに巡航ミサイル「トマホーク」を供与すると警告しました。
トランプ大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と2日連続で電話会談し、ヨーロッパのNATO加盟国を通じての武器供与について協議しました。
このなかでゼレンスキー氏は防空システム「パトリオット」に加えて、長射程の巡航ミサイル「トマホーク」の供与を求めました。
トランプ氏は、中東に向かう途中記者団に対し、「戦争が終結しなければウクライナに『トマホーク』を送るとプーチン大統領に伝えるかもしれない」と述べ、和平交渉に消極的なロシアを牽制(けんせい)しました。
一方、ゼレンスキー氏はFOXニュースの番組で「トマホーク」が供与された場合、攻撃するのは軍事目標だけで民間人は攻撃しないと強調しています。