麻薬密輸対策で最新鋭空母を派遣へ アメリカがカリブ海など担当の南方軍管轄区域に
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10/25 07:25
アメリカのトランプ政権がカリブ海などで違法薬物を運んでいたとされる船舶への攻撃を続けるなか、取り締まりを強化するため最新鋭の原子力空母などを派遣する方針を明らかにしました。
アメリカ国防総省は24日、最新鋭の原子力空母、ジェラルド・フォードを中心とする空母群を、中南米やカリブ海などを担当する南方軍管轄区域に派遣すると発表しました。
トランプ政権はベネズエラやコロンビアが違法薬物の密輸に関与しているとして主にカリブ海で密売船とされる船舶に攻撃し、アメリカメディアによりますと、これまでに40人以上が死亡しています。
トランプ大統領は違法薬物の密輸対策について、海上に続き、陸上でも攻撃に踏み切る可能性を示唆していて軍事的な圧力を強化しています。
また、トランプ政権は、違法薬物の密輸を助長したとして、コロンビアのペトロ大統領らを制裁対象に指定しました。





