自民党の萩生田光一幹事長代行らが台湾の頼清徳総統と会談したことについて、中国外務省の報道官は「断固反対だ」として日本側に強く抗議したことを明らかにしました。 中国外務省
　林剣副報道局長 「日本の関連議員が中国の台湾地域を訪問したことは、中日4つの政治文書の精神と日本側の自らの約束に対する裏切りであり、『一つの中国』原則に反している」
　中国外務省の報道官は22日、自民党幹事長代行の萩生田光一衆議院議員らが台湾の頼清徳総統と会談したことに関して日本側に「厳正な申し入れ」を行い、抗議したことを明らかにしました。
　そのうえで「中国の内政に干渉しないよう要求する」とし、高市総理大臣の台湾有事を巡る発言について改めて撤回を求めました。
　また、小泉防衛大臣が非核三原則の見直しについて「あらゆる選択肢を排除せず検討と議論をすることは当然だ」と述べたことを巡っては「戦後の国際秩序に対する公然たる挑発だ」などと反発しました。