タイとカンボジアの国境地帯で軍事衝突が続くなか、両国の軍幹部による停戦に向けた協議を24日に開くことが決まりました。
　タイとカンボジアの国境地帯では7日以降、軍事衝突が再び激化し、これまでにタイで民間人を含む60人が死亡、カンボジアでも民間人20人が犠牲となっています。
　こうしたなか、ASEAN（東南アジア諸国連合）の特別外相会議が議長国のマレーシアで22日に開かれ、各国の外相らはタイとカンボジアに対し、停戦に向けて直ちに措置を講じるよう求めました。
　両国は軍幹部による停戦に向けた協議を24日に開くことで合意したということです。
　戦闘再開の責任を巡り互いに非難し合うなか、停戦に至るかどうか注目されます。 画像：カンボジア外務国際協力省HPから