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イラン抗議デモ拡大 ハメネイ師「外国への協力者許さない」トランプ氏は軍事介入示唆

国際

01/10 11:55


 イラン全土で抗議デモが拡大しています。トランプ大統領が軍事介入を示唆するなか、最高指導者のハメネイ氏が演説に臨みアメリカを名指しし「外国への協力者を許さない」と強調しました。 ■イラン抗議デモ拡大
 きっかけは? 「わーお、バイクに火をつけたのか。おい、バイクだぞ、なんてことだ。バイクが消えてなくなったぞ、でもぜんぶきれいに回収されるだろう」
 治安部隊に拘束された市民は、暴行を受けているように見えます。 「離してあげて。殴らないで。離して。離してあげて。」 「恥知らず。離しなさい。ハメネイに死を。神様、彼らに天罰を」
 イランで1週間以上続いている抗議デモ。8日、首都テヘランの道路は参加者で埋め尽くされました。
 きっかけとみられるのがイラン革命で退位に追い込まれ、1979年にアメリカに亡命したパーレビ国王の息子、レザ・パーレビ元皇太子の呼び掛けです。 「8日と9日、午後8時ちょうどに、皆様がどこにいようと、街頭であれ自宅からであれ、この時刻に正確にスローガンを唱和し始めるよう呼び掛けます」
 これを受けてか、イラン国内ではインターネットなどの通信網が遮断され、情報統制目的との見方も指摘されています。
 ドバイ空港のウェブサイトによりますと、通信網の遮断で9日、ドバイ発テヘラン行などの都市間で運航予定だった17便が欠航したといいます。 「これが最後の戦い。パーレビは戻ってくる」
 参加者は増え続け、一部でヒートアップした参加者は…。 「やったわ、やったわ。素晴らしい。ああ神様。追い付かれるわ。やめて、やめて撃たないで。逃げて」 ■物価高騰に怒り
 通信網が遮断
 今回の騒乱の発端は、イランの通貨リアルの急落でインフレが進行し、生活費が急騰したことです。
 過去一年間でリアルは、米ドルに対し3分の1以上の価値を失い、国民の購買力が急激に低下しています。
 人口8500万のイラン。一人当たりの平均月収はおよそ3万1000円で、先月には前年比52%のインフレ率となりました。
 テヘランの市場や大学で組織的な抗議活動として始まったデモは、全国の都市へと広がっています。
 4日に公開された、イラン西部の町で撮影された映像。抗議を続ける人々に対し、誰がどこから発射したかは確認できませんが、おびただしい数の銃声が鳴り響きます。 ■トランプ氏が軍事介入示唆
 4日には、長年、イランと敵対するアメリカのトランプ大統領が、弾圧による犠牲者が増えれば、軍事介入すると示唆。 「もし彼らが過去と同じように人を殺し始めたら、非常に厳しい報復を受けることになるでしょう」
 これを受け9日、イランの最高指導者ハメネイ師はこう話しました。 「一部の破壊者が我が国の財産を破壊した。ただアメリカ大統領を喜ばせるためだけに」
 ハメネイ師は、「外国への協力者は決して許さない」と強調しました。
 年末に始まったイランの抗議デモ。アメリカが拠点のイランの人権団体によりますと少なくとも62人が死亡。拘束された人は2300人を超えたということです。 (「グッド!モーニング」2026年1月10日放送分より)

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