中東情勢 タイの観光にも“大打撃”“旧正月”も「非常に厳しい」
国際|
04/12 18:23
ホルムズ海峡が封鎖状態にあることの影響は世界各地に広がっています。
■中東情勢
タイの観光にも“大打撃”
タイのバンコクから北に約720キロ。歴史と伝統が織りなすタイ第二の都市チェンマイ。“北方のバラ”とも称される美しい古都です。そんな人気の観光地は今、深刻な事態に直面しています。
チェンマイの街で至る所で見かけるのが、赤い乗り合いタクシー「ソンテウ」です。ソンテウのドライバーたちも燃料費高騰の大きな打撃を受けているといいます。
ソンテウの運転手
「最近はお客さんが少なく、ディーゼル燃料代もとても高い。燃料費を稼ぐために運転している気がする」
ホルムズ海峡封鎖の影響で3月以降、ディーゼル燃料価格が約70%高騰。苦しい生活を余儀なくされています。
ソンテウの運転手
「(Q.きょうの売り上げ)きょうは300バーツ(約1500円)分ディーゼル燃料を入れたが、稼げたのは100バーツ(約500円)」
燃料価格の高騰は市民生活に深刻な影響を及ぼしていました。
Hotel Mチェンマイ
セールスマネージャー
プランティップ氏
「ソンクラーンは当ホテルの繁忙期。稼働率は90%を超える」
期待を寄せているのは13日から始まるタイの旧正月「ソンクラーン」。去年、約66万人の観光客が訪れた“水かけ祭り”です。しかし現状は…。
Hotel Mチェンマイ
セールスマネージャー
プランティップ氏
「予約は40%減少。ヨーロッパや中東からの団体客は完全になくなった。今年のソンクラーンは厳しい状況」
主な理由は、中東地域の空域封鎖の影響です。
チェンマイ観光ビジネス協会
プラシット副会長
「直行便のキャンセルなどが原因と考えられる。観光はチェンマイの主要な収入源。長期的に石油や戦争の不安定な状況が続けば、影響はさらに拡大する」





