米FRB3会合連続で利下げ見送り パウエル議長 任期終了後 理事に留まる意向
国際|
04/30 05:56
アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)は、3会合連続で利下げを見送りました。また、5月で任期満了を迎えるパウエル議長は当面の間、理事の職にとどまる意向を表明しました。
FRBは29日、金融政策を決定する会合を開き「中東情勢が経済の見通しに対する不確実性を高めている」として、イラン情勢によって原油価格が高止まりするなか、インフレへの影響など経済情勢を見極めるため3会合連続で政策金利を据え置きました。
会合ではFRBの理事1人と連邦準備銀行総裁3人の合わせて4人が決定に反対し、1992年10月以来、最多となりました。
このうち、連銀総裁3人は声明文に将来的な利下げ再開を示唆する文言を盛り込むことに反対し、緩和姿勢に対する意見の違いが浮き彫りになりました。
一方、5月で任期を終えるパウエル議長は会見で次のように述べました。
パウエル議長
「議長としての任期が終了した後も、一定期間、理事として職務を継続する予定です」
パウエル議長は「FRBの独立性が危機に瀕している」と述べたうえで、自身に対する刑事捜査が終了するまで理事の職にとどまる意向を示しました。
そのうえで、新たな議長に対しては干渉するつもりはないと強調しました。





