ブドウ収穫 猛暑受け異例の早朝に スペインのワイナリー 成長進み“過去最速収穫”も
国際|
08/10 23:45
過去最高の猛暑を記録しているヨーロッパでは、ワイン用のブドウが異例の早い時期に収穫されています。
スペイン・バルセロナ近郊のワイナリーで、夜明け前にもかかわらずヘッドランプをつけた従業員らがワイン用のブドウを収穫しています。
このワイナリーでは今年の夏、日中の気温が45℃にまで達し、従業員が体調不良を訴えたため、午前3時から収穫の作業を始めています。
さらに、暑さでブドウの成長が急速に進んだことで、例年は8月から始める収穫を史上最も早い7月下旬からに前倒しする異例の対応をとっています。
こうしたなか、EU=ヨーロッパ連合の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は10日、世界の海面水温の平均が7月の過去最高を更新したと発表しました。
要因の一つとして、南米ペルー沖の海面水温が高くなる「エルニーニョ現象」を挙げています。
また、6月と7月の西ヨーロッパの平均気温は21.62℃と、平年より2.79℃高く、史上最も暑くなりました。
発表の中で専門家は「持続的な高気圧が熱を閉じ込め、極端な高温が広範囲で干ばつを悪化させた」と指摘しています。
ブルームバーグ通信の6日時点のまとめでは、ヨーロッパでは今年、猛暑で2万5000人以上が死亡したということです。







