ノーベル平和賞に「日本被団協」の受賞が決定したことについて国連の軍縮担当を務める中満事務次長も祝福し、核兵器の使用が道徳的に許されないという国際規範の維持は国連の最優先事項だと強調しました。 国連
　中満泉事務次長 「（米国は）早朝でしたが素晴らしい知らせで起きました。日本で彼らの隣で直接祝いたかったです。“核のタブー”の維持は国連の最優先事項のひとつです」
　中満事務次長はニューヨークの国連本部で会見し、被爆者らが世界の核軍縮を支えるたゆまぬ努力をしてきたとして「国連を代表して厚く感謝する」と祝福しました。
　そのうえで、核兵器使用のリスクを排除する唯一の方法は、核兵器自体を排除することだと強く訴えました。