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「首脳だけ」から「高官同席」に 直前に変更されたトランプ・プーチン会談

国際

08/16 09:54


 トランプ大統領とプーチン大統領がレッドカーペット上で握手を交わし、ウクライナ侵攻後初めて対面しました。首脳会談は日本時間の午前4時半から始まりました。 ■トランプ大統領、レッドカーペット出迎え握手
 アラスカの地に降り立ったのは、ロシアのプーチン大統領。長いレッドカーペットを歩いていくその先には、拍手で出迎えるトランプ大統領の姿があります。
 笑顔でがっちりと握手を交わす両首脳。言葉を交わしていますが、内容を聞き取ることはできません。
 プーチン氏は、黒いスーツに濃い赤紫のネクタイ。トランプ氏は、紺色のスーツに、おなじみの赤いネクタイをしめています。
 2人が歩くレッドカーペットの両側には、アラスカの上空でロシア機を牽制(けんせい)している、アメリカのF22戦闘機。2人を囲むように並べられています。
 戦闘機の爆音に、思わず空を見上げるプーチン氏。
 台に上ると、写真撮影でしょうか。並んで立つ2人。そこに記者からプーチン氏に厳しい質問が投げ掛けられます。 「停戦には合意するんですか」 「民間人の殺害をやめるんですか」
 質問に、プーチン氏はこの様子。記者の質問には一切答えませんでした。
 プーチン氏は、トランプ氏と大統領専用車のビーストに乗り、会談の場へと向かいました。
 一緒に大統領専用車に乗るなど、プーチン氏を出迎えた演出は、ロシアの国際社会への復帰を西側諸国に見せ付ける狙いがあったのでしょうか。 ■米ロ首脳会談
 複数人会談に変更
 日本時間午前4時半すぎに始まった米ロ首脳会談。両首脳の後ろには、“平和の追求”と書かれています。
 静まる会場。しかし、トランプ大統領の一言から、雰囲気が一変します。 「停戦には合意するんですか」 「民間人の殺害をやめるんですか」 「プーチン大統領を信用できるんですか」 「記者は退出してください」
 今回の首脳会談は当初、通訳だけを同席させた1対1で行われるとみられていました。しかし、会談の直前に、3対3に通訳を同席させる形式に変更されました。一体なぜ、急きょ複数人での会談に変更されたのでしょうか。 CNNリポーター 「(Q.会談のフォーマットが変わった?)レビッド報道官は当初1対1で会談を行うことが重要だと言っていた。しかし、他の政府高官も同席することになりました」
 1対1から3対3の会談に急きょ変更された米ロ首脳会談。その理由について、アメリカメディアはこう分析しています。 CNNリポーター 「トランプ大統領は、自分の外交政策を打ち出すにあたって、他の政府高官が同席した方が望ましいと考えたのかもしれません。かつては自分の考え方と相いれない側近が同席していましたが、今回は、考えを同じくした側近がいます。だから同席した方がよいと考えたのでしょうか」
 停戦か、戦闘継続か。ウクライナを巡り、アラスカに世界中の視線が注がれています。 (「グッド!モーニング」2025年8月16日放送分より)

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