トランプ大統領 イスラエルのカタールでの作戦は「非常に残念」 報道官が明らかに
国際|
09/10 04:49

アメリカのトランプ大統領はイスラエルがカタールの首都でハマスへの作戦を実施したことに遺憾の意を示しました。
レビット報道官
「トランプ大統領はカタールをアメリカの強力な同盟国、友好国であると見ていて、今回の攻撃がカタールで起きたことは非常に残念に思っている」
ホワイトハウスのレビット報道官は9日、イスラエルがカタールの首都ドーハでハマスを攻撃した後、トランプ大統領がネタニヤフ首相と電話会談し、懸念を非常に明確に伝えたことを明らかにしました。
また、トランプ大統領はカタールのタミム首長とも協議し、カタールの領内でこのような事態が再発しないことを保証しました。
レビット報道官は「アメリカの緊密な同盟国であるカタール国内への一方的な空爆は、アメリカやイスラエルの目標を前進させるものではない」としながらも、「ハマスを排除することは正当な目標である」との声明を読み上げました。
また、トランプ大統領はハマスがすべての人質を解放することでガザでの即時停戦の実現を望んでいるとして、「今回の不幸な出来事が和平のきっかけになり得ると確信している」としています。
また、レビット報道官はアメリカがイスラエルの作戦を直前に把握してカタール側に警告を伝えたことを明らかにしましたが、アメリカ軍がどのように情報を得たのか、詳細については言及を避けました。