仏 デモ未実施の高校を若者が襲撃 各地で警察と衝突 手りゅう弾で片手失う生徒も
国際|
10/06 00:59
フランス・パリにある高校が5日、若者の集団に襲撃されました。襲ったのは生徒ではなく、この高校では教育環境の改善を求める抗議デモは実施されていませんでした。
パリ市内の高校で5日午前8時ごろから9時半までの間に合わせて3回、15人ほどの若者の集団が押し寄せて破壊行為を繰り返しました。
当時、校内には生徒約100人と教職員30人がいましたが、けがはありませんでした。
フランス各地で教育環境の改善を求めた抗議デモが激化するなか、この高校では一度も実施されていませんでした。
安全確保のため急きょ休校となり、校長は「生徒らの抗議運動に乗じた暴力で極めて悪質だ」と非難しています。
また、北部のランスでは5日朝、高校の門を封鎖していた生徒らの集団に対し、警察官が抗議活動を抑えるために手りゅう弾を使ったところ、1人の男子生徒の至近距離で爆発しました。
男子生徒は片手を失う重傷です。
手りゅう弾の使用状況に違法性がなかったかなどについて国家警察監察総監が捜査しています。
内務省などによりますと、一連の抗議デモでこれまでに5000人以上が逮捕・拘束され、85%が未成年だということです。
フランスでは抗議デモの激化を受けて5日時点で589校が休校やオンライン授業への切り替えを余儀なくされています。
高校生組合は教育環境の改善を求めて6日に各地の高校で「一斉ストライキ」を呼び掛けていて、すでに休校を決めている学校もあります。







