林官房長官「日銀の金融政策は為替誘導が目的でない」河野大臣の“利上げ要求”発言に
政治|
07/18 20:00
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河野デジタル大臣が円安を是正するために日銀に対して利上げを求めたことに対し、林官房長官は「日銀の金融政策は為替誘導を目的としたものではない」と述べました。
林官房長官
「政府としては日銀の金融政策は為替誘導を目的としたものではなく、物価安定目標の持続的、安定的な実現のために行われていると承知をしておりまして」
林長官は「(金融政策の)具体的な手法は日銀に委ねられるべきという立場に変わりはない」と強調しました。
そのうえで、日銀に対しては2%の物価安定目標の実現に向け、政府と密接に連携した金融政策運営を行うよう期待を示しました。
河野大臣は17日、ブルームバーグのインタビューに英語で応じ、急激な円安による物価への影響に懸念を示したうえで、食料品やエネルギー価格などを引き下げるため、日銀に対して利上げを求める内容の発言をしていました。