防衛省の相次ぐ不祥事を受け、30日に衆議院と参議院で質疑を行うことが決まりました。
　防衛省で発覚した潜水手当の不正受給問題や「特定秘密」の不適切な取り扱いなど一連の不祥事を受けて国会は30日午前に衆議院の安全保障委員会を、午後に参議院の外交防衛委員会を開いて質疑を行います。 立憲民主党
　小西参院議員 「やはり大臣の監督責任があるのではないか。シビリアンコントロールの体をなしていませんので、追及をしなきゃいけない」
　立憲民主党は「大臣の監督責任は全く果たされていない」として木原防衛大臣に辞任を求め、委員会で追及する方針です。
　一方、岸田総理大臣は自民党の役員会で「木原大臣のもとで組織を早急に立て直し、防衛体制を万全なものとするべく信頼回復に全力であたる」と強調しました。