高市氏が出馬会見「日本をもう一度てっぺんへ」 自民総裁選
政治|
09/19 19:55

22日に告示される自民党の総裁選挙に向け、高市前経済安保担当大臣が出馬会見を行いました。積極的な成長投資などで「強い経済を実現する」と強調しました。
高市前経済安保担当大臣
「私は明るくなければ未来じゃない。安全でなければ日本じゃない。そう考えています。日本をもう1度世界のてっぺんへ。高い志と燃えるような思いを胸にこの場に立たせていただいております」
公約では物価高対策としてガソリンと軽油の暫定税率廃止や「年収の壁」の引き上げなどを盛り込んだほか、所得に応じて給付や減税を行う「給付付き税額控除」の制度設計に着手することを明記しました。
高市氏がこれまで自民党内の税制協議などで主張していた食料品に限った消費税の減税については「物価高対策として即効性がない」との考えを示しました。
また、「スパイ防止法」の制定に着手することや憲法改正、126代続いた男系の皇統を守るための皇室典範改正など保守層を意識した政策も掲げています。
一方、総理大臣に就任した場合の靖国神社への参拝については明言を避け、「国のために命を捧げられた方は大切な存在であり、感謝の気持ちは決して変わらない」と述べるにとどめました。