自民高市新総裁 野党の受け止めは 立憲野田氏「政策実現のための競争を」
政治|
10/04 20:02

自民党の高市新総裁について立憲民主党の野田代表は「政策実現のための競争をしていきたい」と述べ、速やかに臨時国会を開いて物価高対策を含む今年度補正予算案の審議を行うよう求めました。
立憲
野田代表
「国家国民のことを真剣に考えているという意味では、それは背骨のある政治家だと思います。一方で私とはちょっと意見の違うところもいっぱいありますので、ただすところはただし、一致点見出せるところは見出せるようにしていきたい」
一方で、自民党の役員人事について「適材適所という言葉で旧安倍派の人たちを登用していくようなことがあれば、いきなりがっかりすることになる」と牽制(けんせい)しました。
維新
吉村代表
「高市新総裁のもとで国家運営をしていくうえで、我々としても、成すべき改革は我々は何も変わっていませんから、それをしっかりと新総裁にぶつけていきたいと思います」
日本維新の会の吉村代表は、連立政権への参加について「正式な打診があればどなたであっても協議するのは当然だ」と述べました。
そのうえで、物価高対策や維新が掲げる副首都構想などについて議論していきたいとの考えを示しました。
国民
玉木代表
「(ガソリン減税と年収の壁の引き上げ)2つの合意を誠実に忠実にスピーディーに実現できるか。今後さまざまな展開をしていくうえでもですね、まずは最初のコーナーストーン、試金石になる」
国民民主党の玉木代表は、高市新総裁と「基本政策についての一致点はかなりある」と強調し、連立入りについては協議の呼び掛けが「来た時に考える」と含みを持たせました。