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政府 クマ被害関係閣僚会議を開催 11月中旬までに対策取りまとめ指示

政治

10/30 15:39


 クマによる被害が相次ぐなか、政府は、関係閣僚会議を初めて開催し、木原官房長官は、11月中旬までに「クマ被害対策施策パッケージ」を取りまとめるよう関係閣僚に指示しました。 木原官房長官 「多くの地域でクマが人里に侵入し、人身被害が増大し、さらには多様化・広域化しています。死者数は本日までに12名となり、国民の安全・安心を脅かす深刻な事態です」
 木原長官は、市街地でも自治体の判断で銃器を使用できる「緊急銃猟」制度を強化し警察官や狩猟免許を持つ公務員が協力して迅速に駆除できるように対応するよう指示しました。
 そのうえで、クマの出没に関する地方自治体からの情報に十分注意することやクマと遭遇した際には、落ち着いて距離を取ることなど命を守る行動をとるよう呼び掛けました。
 また、石原環境大臣は、当面の対応として、補正予算を活用した「ガバメントハンター」の確保などを指示したと明らかにしたうえで、必要な対策は、経済対策に盛り込む考えを示しました。
 防衛省は、秋田県からの支援要請を受け連絡員を派遣していて、小泉防衛大臣は30日午前、秋田駐屯地で秋田県庁や猟友会らとともに箱わなの運搬などに関する訓練を実施したと明らかにしました。
 そのうえで「安全と安心を取り戻すべく対処してまいりたい」と強調しました。

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