今年4月から10月のクマによる人的被害が196人に上り、過去5年の同じ時期と比べ最多となったことについて木原官房長官は、「国民の安全・安心の確保に万全を期す」と強調しました。 木原官房長官 「政府としては、国民の皆様の安全安心の確保に万全を期すべく、必要な政策を戦略的に実行していく考えであり、国民の皆様におかれましては、地方自治体からの情報に注意するなど引き続き十分な警戒をお願いいたします」
　木原長官はまた、警察官によるクマの駆除や、緊急銃猟などの対策について「緊張感を持って取り組むよう指示している」と説明しました。
　政府は14日、自衛隊や警察のOBに狩猟免許の取得を促すことや自治体が免許保有者を雇う「ガバメントハンター」の人件費を支援することなどを盛り込んだ対策パッケージを取りまとめています。