高市総理大臣は、訪問先の南アフリカでウクライナの和平に関する首脳会合に出席し「ウクライナの意思を最大限尊重するべきだ」という考えを示しました。
　会合には、G20首脳会議に出席しているEU（ヨーロッパ連合）やフランス、イタリアなどの首脳が参加しました。
　高市総理は「ウクライナの将来はウクライナの意思を最大限尊重し、支えていくべきだ」と述べ、引き続き、各国が緊密に連携して取り組んでいくことで一致しました。
　また、高市総理はイギリスのスターマー首相と会談し、安全保障や経済安保で協力を進めていくことを確認しました。
　この後、インドやドイツとも会談する見通しです。
　一方で、中国の李強首相とはいまだ顔を合わせて話す機会はありません。
　高市総理は、各国の首脳が集まる夕食会を欠席しました。残された時間で李強首相との対話が実現するかが焦点です。