尾崎副長官「影響に重大な懸念」 香港紙「リンゴ日報」創業者に有罪判決
政治|
12/17 01:08
香港紙「リンゴ日報」の創業者・黎智英氏が有罪判決を受けたことについて、尾崎官房副長官は「言論の自由への影響に重大な懸念を持っている」と述べました。
尾崎官房副長官
「黎智英氏に対する有罪判決が、香港が享受してきた民主的安定的な発展の基礎となる言論の自由や結社、集会の自由にもたらす影響などについて重大な懸念を持っているところであります」
尾崎副長官はまた、中国の一部でありながら高度の自治が認められる一国二制度の「信頼を損なわせる事態が続いている」と指摘しました。
そのうえで、香港当局に対して市民の権利や自由が尊重されるよう求めるとともに、「国際社会と連携して強く働き掛ける」と強調しました。
黎智英氏は中国や香港への制裁を外国に呼び掛けた罪などに問われていて、香港の裁判所は国家の安全を損なおうとした「事件の首謀者」と認定し、有罪判決を言い渡しました。
量刑は後日言い渡されます。





