政府は複数の省庁にまたがっていた中小企業の賃上げ支援策について協議する会議を統合し、初会合を開きました。会議を一本化することで、業務の効率化を図ります。 佐藤官房副長官 「賃上げの実現なくして強い経済の実現はありません。政府は賃上げを事業者の皆様に丸投げせず、継続的に賃上げができる環境を整備するというのが高市内閣の方針であります」
　中小企業の人手不足や生産性向上に取り組む政府の会議について類似しているものが複数の省庁にまたがっていました。
　今後、会議を統合することで業務を効率化し、一元的な支援を行います。
　総理大臣や官房長官がトップを務める会議は10年前と比べて2倍以上の88件に上っていて、木原官房長官は政府内の会議の整理を指示していました。
　年明け以降、統廃合が本格化する見通しで、今回の統合は高市政権後、初めてのケースとなります。